Case 14 直腸脱をおこした猫 2014年7月30日2025年7月12日 お尻が腫れているとの事で来院。 診察、肛門から大きく飛び出した腸管である事を確認する。尿中には多量の砂粒状結石を認め、その影響で排尿が困難となっていた。脱出している腸管の切除と整復と、排尿困難に関しての、会陰尿道瘻形成手術を行った。 脱出している直腸。 切除し腸管を縫合しているところ。 縫合終了後の腸管と肛門の様子。 手術直後は、やや軟便傾向であったが徐々に改善。現在は全身状態も良く、排便と排尿の調子も良好である。 1ヶ月後のお尻周り。状態は非常に良い。